今日からブログをはじめます

 

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私について

 

はじめまして、みや~んと申します。

都内在住の現在47歳の男です。大阪出身で東京に出てきて20年目になりました。

 

昨年(令和元年)の国家資格である中小企業診断士2次試験に(やっと)合格し、今年2月~3月に行われた診断士協会主催の15日間の実務補習を終え、現在は資格登録の完了を待つ身です。ですので、まだ「中小企業診断士」とは名乗れずブログ名を暫定的に(仮)としています。

 

ブログを始めようと思ったきっかけは、実務補習で習った現役診断士である先生が「診断士として、自分のことを発信する場を持つことを勧める」と言われてたことに端を発します。このブログでは、これから診断士活動を進めていく上での学びや気づき、その時に伝えたいこと、私自身のことなど、あまり分野やカテゴリーを限定せずに綴っていければなと思っています。そして最終的にはこのブログが自分にとっての名刺代わりのメディアになればいいなと思っています。

 

最初の投稿ですので、私のことを自己紹介がてら語ります。

 

社会に出てから20年余り、所謂糸へんと呼ばれる繊維アパレル業界で仕事をしてきました。というのも、子供のころから洋服好きで、七五三で着せられた誰かのお下がりの三つ揃いスーツをずっと着ていたいと思うような子でした。小学生の頃には既に自分で服を買いに行くような子になっていました。こう言うとだいたい、兄弟とか周りに影響を受けたように思われるかもしれませんが、そういった人は思い当たりません。父親はダサくはないですがまぁおっさんコンサバ、母親は大阪のおばちゃん的派手好き、3歳上の姉は人並みな感じです。そう考えると、服好きは私が本来持っている感性の発露なんだと思います(これは今でも変わりません)。そんなわけで、他にしたいことがなかったから、というよりも積極的に服作りに関わりたかったので(少なくとも最初のころは)、そういう仕事人生を歩んだわけです。因みに東京の大学(私大文系※高校からの姉妹校推薦)卒業後、大阪にあるファッション系の学校に2年間(正確に言うと大学時に夜間の1年を加え都合3年間)に通っています。技術職を志望しており、レディスのデザインとパターンを学びました。卒業制作では周りのみんながファッション系の学生によくあるようななんちゃってアバンギャルドを提案する中、私は「いやいや、リアルクローズっしょ」みたいな逆張りでストリートマリンのコーディネイトで制作したところ、審査員の某大阪出身大御所デザイナーにベタ褒めされ、結果、優秀賞を頂きました(これは自分が人生で得た勲章のひとつです)。その後、初めて就職したのは神戸の小さなブラウスメーカーでした。初めに就職した時から「いつかは独立したい」という夢があったので、当時はまだ主流だった“一つの会社を勤め上げる”という昭和的な考えは全然ありませんでした。その予言を自己成就し、転職回数は6回に亘り在籍した会社は現在まで7社にのぼります。その7社は全て繊維やアパレル製品に関わる会社でしたが、そこで企画職や営業等、複数の業種を経験してきました。今年3月まで約7年間勤めていたのは、繊維系の第三者検査機関(公益法人)でした。在職した会社それぞれに思い出がありますが、なんせ7社(最速で辞めたのは2か月)もあるので、気が向いたら後々書きたいと思います。

会社の規模も色々でしたので、中小と大企業の違いや、社風の違いも肌で感じています。それぞれがどんな会社で、何を成果として成したかまでを述べると長くなるので割愛しますが、自分のキャリアの特徴はこれが全てです。要約すると「糸へん(川中から川下)業界で数社を渡り歩き、複数の業種を経験した」です。世間から注目されるような華々しさは一切ありませんし、SNS界隈でドヤれるようなものでもありません。どちらかというと、「変化が激しくて給料も高くない業界で大変そう・・」という声のほうが多いかもしれません。客観的に見たら私もそう思います。しかし、半分後付けと言えば後付けですが、これこそが私の狙いでした。

 

私が中小企業診断士を目指した理由

このようなキャリアを踏む中で、私の中の考え方も変遷します。業界の旧態依然の慣習や、顧客であるアパレルからの理不尽な要求、会社にとって都合の良い雇用形態など、私の中二的(ちゅうにてき)想像をはるか凌駕する世界に、年を経るごとに辟易していました。そんな中、40代に差し掛かった頃、中小企業診断士という資格があることを知り、詳しく調べました。もともと本を読むことが好きだったり、知的好奇心は旺盛な方でしたので「この資格の勉強をしたい!」と思うようになりました。

 その理由は2つあります。

まず1つ目は、夢である起業をするにあたって必要な知識が学べそうと思ったこと、

2つ目は、「頑張ったら取れそう」と思ったことです。勉強慣れしている方ではありませんでしたが、勉強をしてそれを理解できている自分を想像するとアドレナリンが出てくるような、居ても立ってもいられないやる気が出てきました(本格的に勉強を始めるのはそれから2年ほど経ってからですが)。

 

・・・

かくして、5年の歳月をかけて無事資格取得ができたわけです。勉強をする過程で、自分が仕事をしながら感じていた違和感や理不尽さの正体を、自分なりに理論的に解明できたことは、資格取得の副産物だと思います。

先述の通り、今年の3月に前職を退職しました。時は期せずしてコロナ禍で今は自宅待機の日々ですが、自分的にはこの数か月で今までとは違う人生のステージに移った気持ちでいます。

さて、今後どうなるのでしょうか。

よろしければ引き続きお付き合い頂ければ幸いです。